“二箇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたつ70.6%
ふたり23.5%
にこ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまり主人は、戸の蔭から、多分兇器を所持した不気味な二箇ふたつの人影が室内へ忍びこんだのを見て、きゃっと声を立てたのです
見開いた眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
二箇ふたりの賊は商量だんがふして、次の日、何れの里にてか、筑紫琴つくしごと三絃さみせんなんど盗み来つ、この両種ふたくさをお夏に授けて、ひかせもし、歌はせもして、時なく酒の相手とす。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其中そのうち活火山かつかざんはストロムボリ(たか九百二十六米くひやくにじゆうろくめーとる)とヴルカーノ(たか四百九十九米しひやくくじゆうくめーとる)との二箇にこであるが、前者ぜんしや有史以來ゆうしいらい一日いちにち活動かつどう休止きゆうししたことがないといふので有名ゆうめいであり
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)