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五徳
ふりがな文庫
“五徳”の読み方と例文
読み方
割合
ごとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごとく
(逆引き)
表面に
小凹凸
(
しょうおうとつ
)
があると、その凸部の三点あるいは四点で台に接し、それが丁度
五徳
(
ごとく
)
の脚のような役目をして卵をささえるはずである。
立春の卵
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
するとその農家の内で私が見て変った感じを起しましたのは、
五徳
(
ごとく
)
の横に積み立ててある
薪
(
まき
)
はヤクの
糞
(
ふん
)
でなくって芝草の根なんです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
今日
(
けふ
)
香取秀真
(
かとりほづま
)
氏の所にゐたら、茶釜の
蓋
(
ふた
)
置きを三つ見せてくれた。小さな鉄の
五徳
(
ごとく
)
のやうな物である。それが三つとも形が違ふ。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
五徳(ごとく)の例文をもっと
(13作品)
見る
“五徳”の解説
五徳(ごとく)は、炭火などの上に設置し、鍋やヤカンなどを置くための器具。具体的には炉(囲炉裏、火鉢、七輪、焜炉、等々)の熱源上に置いて、鍋、やかん、土瓶、鉄瓶、焼き網などを乗せるために用いられる支持具をいう。
金属製のものは鉄輪(かなわ)とも呼び、呪詛に用いる道具としての五徳は、伝説(橋姫など)や能の演目『鉄輪』を通してこの名でも広く知られている。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
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