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円鈕
ふりがな文庫
“円鈕”の読み方と例文
読み方
割合
ノッブ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ノッブ
(逆引き)
かちゃりと入口の
円鈕
(
ノッブ
)
を
捩
(
ねじ
)
ったものがある。戸は
開
(
あ
)
かない。今度はとんとんと外から
敲
(
たた
)
く。宗近君は振り向いた。甲野さんは眼さえ動かさない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
云い
棄
(
す
)
てて紫の
絹
(
リボン
)
は戸口の方へ
揺
(
うご
)
いた。
繊
(
ほそ
)
い手に
円鈕
(
ノッブ
)
をぐるりと回すや
否
(
いな
)
や藤尾の姿は深い背景のうちに隠れた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「こりゃ空気が悪い。毒だ。少し
開
(
あ
)
けよう」と
上下
(
うえした
)
の
栓釘
(
ボールト
)
を抜き放って、真中の
円鈕
(
ノッブ
)
を握るや否や、正面の
仏蘭西窓
(
フランスまど
)
を、
床
(
ゆか
)
を掃うごとく、一文字に開いた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
円鈕(ノッブ)の例文をもっと
(1作品)
見る
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
鈕
漢検1級
部首:⾦
12画
“円”で始まる語句
円
円髷
円座
円柱
円顔
円朝
円形
円味
円屋根
円卓