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『ソクラテス』
ふりがな文庫
『
ソクラテス
(
)
』
私は十五、六歳の学生時代から、世の中のことに就て思い悩んでいた。たとえば、自分では正しいと思ってすることも、相手の気に障って、予想外の怒りや恨みを受けることもあるために、これからは、一体如何なる心掛けで人生を送ったら好いものかということに考 …
著者
新渡戸稲造
ジャンル
哲学 > 西洋哲学 > 古代哲学
初出
「中学世界 一四巻一号」博文館、1911(明治44)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
翁
(
じい
)
徹
(
とう
)
直
(
ただち
)
肯
(
うけが
)
偉
(
え
)
退
(
しりぞ
)
集
(
あつま
)
否
(
い
)
輩
(
はい
)
苦
(
くるし
)
是
(
ぜ
)
吾人
(
われわれ
)
出
(
い
)
頓
(
やが
)
損
(
そこな
)
怒
(
いか
)
慥
(
たしか
)
甚
(
はなはだ
)
本然
(
ほんぜん
)
稠座
(
ちょうざ
)
落胆
(
らくたん
)
賭
(
と
)
面
(
つら
)
頓着
(
とんちゃく
)
風
(
ふう
)
差支
(
さしつか
)
得
(
う
)
迸
(
ほとばし
)
称
(
とな
)
嫣然
(
えんぜん
)
罵詈
(
ばり
)
如何
(
いか
)
好
(
い
)
能
(
よ
)
自若
(
じじゃく
)
夙
(
つと
)
嘲
(
あざけ
)
覓
(
もと
)
訳
(
わけ
)
否
(
いな
)
贏
(
か
)
勿論
(
もちろん
)
看做
(
みな
)
其所
(
そこ
)
鎮
(
しず
)
允許
(
いんきょ
)
難
(
がた
)
静
(
しずか
)
何時
(
いつ
)
頓
(
とみ
)
何故
(
なぜ
)
何彼
(
なにか
)
頗
(
すこぶ
)
頻
(
しき
)
顕
(
あら
)
予
(
あらかじ
)
断乎
(
だんこ
)
性得
(
しょうとく
)
恨
(
うら
)
悉
(
ことごと
)
惹
(
ひ
)
惹付
(
ひきつ
)
微塵
(
みじん
)
我儘
(
わがまま
)
所以
(
ゆえん
)
折角
(
せっかく
)
披瀝
(
ひれき
)
挙
(
あ
)
敝履
(
へいり
)
斟酌
(
しんしゃく
)
真似
(
まね
)
弛
(
ゆる
)
中
(
うち
)
枉
(
ま
)
死際
(
しにぎわ
)
毫末
(
ごうまつ
)
濺
(
そそ
)
無闇
(
むやみ
)
焦立
(
いらだ
)
然
(
しか
)
生立
(
おいた
)
畢竟
(
ひっきょう
)
容
(
い
)
忽
(
たちま
)