“允許”の読み方と例文
読み方割合
いんきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関守氏の提案はことごとく嘉納せられて、女王はその財産の若干をこれに向って支出することをいとわない允許いんきょを与えました。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そちこれなる紺屋こうやたれさまのご允許いんきょ受けて営みおるかッ、加賀宰相のお許し受けたと申すかッ。不遜ふそんなこと申すと、江戸まえの吟味が飛んでまいるぞッ
それも本社の允許いんきょを受くることを必要とし、かつ事触の名を改めて、御師おしうことにしたとある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)