“いんきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隠居69.0%
允許26.2%
未亡人2.4%
殷墟2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このひとは、もうだいぶの年寄としよりでありましたから、それらのものを、二人ふたり息子むすこたちにけてやって、自分じぶん隠居いんきょをしたいとおもいました。
星と柱を数えたら (新字新仮名) / 小川未明(著)
そちこれなる紺屋こうやたれさまのご允許いんきょ受けて営みおるかッ、加賀宰相のお許し受けたと申すかッ。不遜ふそんなこと申すと、江戸まえの吟味が飛んでまいるぞッ
されば川島未亡人いんきょにも武男にも浅からぬ信任を受けて、今度も未亡人いんきょの命によりてはるばる佐世保に主人の負傷をば見舞いしなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
浪子が去られしより、一月あまりたちて、山木は親しく川島未亡人いんきょの薫陶を受けさすべく行儀見習いの名をもって、娘おとよを川島家に入れ置きしなりき。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
一例を挙げると、いわゆる殷墟いんきょ出土の甲骨文字の取扱いかたの如きにもそれがあるのではなかろうか。