“びばうじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
未亡人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細君は自分が未亡人びばうじんのやうな身の上になつたと云ふ事に気が付いて、それをひどく興味があるやうに思つてゐるらしい。暫くして細君は云つた。「ですけれど、気の毒な事は気の毒ですわね。」
さてステパンが幼年学校に這入ると同時に、未亡人びばうじんは娘ワルワラを連れてペエテルブルクに引越して来た。それは息子のゐる学校の近所に住つてゐて、休日には息子に来て貰はうと思つたからである。
親切な今の良人をつとこの若い未亡人びばうじん幼児をさなごとを助けたいめに進んで結婚を求めたのであつたと夫人が語られた。同じく食堂には薄桃色をした鸚鵡あうむの籠が吊されて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)