“允”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆる33.3%
いん20.0%
じょう20.0%
まこと6.7%
まさ6.7%
ジョー6.7%
ジヨウ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして二氏皆わたくしに借抄をゆるさうといふ好意があつて、藤井氏は家弟潤三郎に、三村氏は竹柏園主にこれを語つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
同年、十二月にはまた、尚書令しょうしょれい董允とういんが死んだ。いんえんに次ぐ重臣であり、剛直をもって鳴っていたので、琬の死以上、これを惜しむ人もあった。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
男の子は学資をかけて大学寮を卒業させなければ七位ノじょうにもなれず、女の子は女の子で
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
禍難まことに遠からじ、禍難素より小ならじ。 380
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
そういう受け身な一生ではなく、女が自分から自分の道を選び、それに責任をもち、人間として女として完成しようとする女の計画あり意志ある一生をまさ子の生きかたで語ろうとした作である。
山本有三氏の境地 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
又、其と同じ頃三位殿の侍に木工右馬のジョー正時と云う者があった。
松本ダヒラ辺は、玄蕃ゲンバジヨウの様な長命の狐の居た処とて、如何様狐の話が多い。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)