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『山本有三氏の境地』
ふりがな文庫
『
山本有三氏の境地
(
やまもとゆうぞうしのきょうち
)
』
今日、山本有三氏の読者というものは、随分ひろい社会の各層に存在していることであろうと思う。 大仏次郎氏などの作品も、吉屋信子氏が読まれるとは別のところに多くの読者をもっていることでは、山本有三氏と同様であろうが、作者と読者との間にある共感の …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「文芸」1937(昭和12)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
允
(
まさ
)
向
(
むき
)
幾何
(
きか
)
遽
(
にわか
)
芽
(
めぐ
)
流行
(
はやり
)
投無
(
なけなし
)
頓
(
とみ
)
躱
(
かわ
)
溯
(
さかのぼ
)
果敢
(
はか
)
断々
(
きれぎれ
)
万斛
(
ばんこく
)
幾何
(
いくばく
)
只管
(
ひたすら
)
健気
(
けなげ
)
些
(
いささ
)