“敝履”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいり85.7%
うけぐつ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敝履へいりの如く棄て去るのが多いものであるが、独りソクラテスに限っては、こういう不始末が毫末ごうまつもなかった。
ソクラテス (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
君臣のちぎりすら敝履へいりのごとく捨て去る人間もいる乱世に、きのうまで敵であった毛利の一誓紙が——どれほど文字どおりに約束を履行りこうするか? ——そこまでは考えても見ず
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敝履うけぐつのはためきや、——いま
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)