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何彼
ふりがな文庫
“何彼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なにか
97.0%
なにかに
3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにか
(逆引き)
何彼
(
なにか
)
につけて
急
(
せ
)
き立てられるような心持がするに相違ない。僕はお祖父さんお祖母さんを観察して、時には心細かろうと察している。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
して其の當座、兩人はこツそり其處らを夜歩きしたり、また
何彼
(
なにか
)
と用にかこつけて
彼方
(
あツち
)
此方
(
こツち
)
と歩き廻ツて、芝居にも二三度入ツた。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
何彼(なにか)の例文をもっと
(32作品)
見る
なにかに
(逆引き)
いはば
定期市
(
ヤールマルカ
)
の時にこちらへやつて来る、あの仲買人とおんなじで、矢鱈無性に掻きよせて、
何彼
(
なにかに
)
の差別なく一手に引き受け、剽窃の限りを尽してからに、ひと月おきか一週間おき位に
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
何彼(なにかに)の例文をもっと
(1作品)
見る
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
“何”で始まる語句
何
何処
何時
何故
何人
何方
何卒
何處
何日
何事
“何彼”のふりがなが多い著者
三島霜川
斎藤緑雨
松本泰
佐々木邦
近松秋江
ニコライ・ゴーゴリ
新渡戸稲造
幸田露伴
室生犀星
石川啄木