トップ
>
称揚
>
しょうよう
ふりがな文庫
“
称揚
(
しょうよう
)” の例文
敵を
称揚
(
しょうよう
)
するような呟きである。兵部には、内蔵助の気もちが、こうして居ても実にわかる気がする。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
某月某日
(
ぼうげつぼうじつ
)
には某所において
漲
(
みなぎ
)
る流れを
冒
(
おか
)
して川越えをなしたとか、その他かくのごとき
逸事
(
いつじ
)
がある、かくのごとき軍功があると、言を極めて彼の徳と彼の力を
称揚
(
しょうよう
)
する。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
とお父さんが
称揚
(
しょうよう
)
した。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ことに
伊那丸
(
いなまる
)
は、竹童かえるの声をきくと、みずから
幔幕
(
まんまく
)
をしぼってそれへ立ちいで、
人穴城
(
ひとあなじょう
)
いらいの
功
(
こう
)
を
称揚
(
しょうよう
)
して、手ずから
般若丸長光
(
はんにゃまるながみつ
)
の
脇差
(
わきざし
)
を
褒美
(
ほうび
)
として、かれにあたえた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
にも
関
(
かか
)
わらず、かくの如き武勇
凛々
(
りんりん
)
たる子弟を、時代の真っ先に送り出していることは、
寔
(
まこと
)
に文武両道の家なればこそ、父なればこそと、子のために、その親たる人まで、大いに
称揚
(
しょうよう
)
された。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
彼のその方の才を
称揚
(
しょうよう
)
している微笑だった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“称揚”の意味
《名詞》
褒め上げること。
(出典:Wiktionary)
称
常用漢字
中学
部首:⽲
10画
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“称”で始まる語句
称
称名
称讃
称呼
称讃浄土仏摂受経
称賛
称讃浄土摂受経
称翫
称徳
称唯