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そゝの
ふりがな文庫
“そゝの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
唆
65.2%
嗾
13.0%
誘
8.7%
慫慂
4.3%
煽起
4.3%
誘惑
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唆
(逆引き)
出せといふに又一人も同じく
侍士
(
さふらひ
)
に向ひ
應
(
おう
)
然樣
(
さう
)
だ殘らず渡したとて
損
(
そん
)
はあるまいコウ
侍士
(
さふらひ
)
大方
(
おほかた
)
此女は
餘所
(
よそ
)
の
箱入娘
(
はこいりむすめ
)
を
唆
(
そゝの
)
かし云合せて親の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そゝの(唆)の例文をもっと
(15作品)
見る
嗾
(逆引き)
轉宿や
直差
(
ぢきざし
)
(札差いぢめに、旗本や御家人の人の惡いのが用ひた手段)を父上が旗本仲間に
嗾
(
そゝの
)
かしたと思ひ込んで、少しばかりの落度を、支配の若年寄まで申出でた爲で
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そゝの(嗾)の例文をもっと
(3作品)
見る
誘
(逆引き)
これがまた彼の心を他へ
誘
(
そゝの
)
かして、
幾分
(
いくぶん
)
其の製作を
妨
(
さまた
)
げてゐる。
無論
(
むろん
)
藝術家が製作に熱中してゐる場合に、些としたひつかゝり
氣懸
(
きがゝり
)
があつても他から
想像
(
さう/″\
)
されぬ位の
打撃
(
だげき
)
となる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
そゝの(誘)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
慫慂
(逆引き)
あまり
邪気
(
あどけ
)
ないことを言つて
督促
(
せきた
)
てるので、丑松は斯の少年を
慫慂
(
そゝの
)
かして、いつそ本堂の方へ連れて行かうと考へた。部屋を出て、
楼梯
(
はしごだん
)
を下りると、蔵裏から本堂へ通ふ廊下は二つに別れる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
そゝの(慫慂)の例文をもっと
(1作品)
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煽起
(逆引き)
昨夜分るゝまで藻西を無罪と認めしに今朝は
早
(
は
)
や藻西が其妻に
煽起
(
そゝの
)
かされて伯父を殺せし者と認め藻西の妻を調べんと思えるなるか
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
そゝの(煽起)の例文をもっと
(1作品)
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誘惑
(逆引き)
先
(
せん
)
の
良人
(
をつと
)
は
温厚
(
おとな
)
しい学者肌の人であつたが、
或
(
ある
)
旅先で悪友に
誘惑
(
そゝの
)
かされてうつかり勝負事に関係した
為
(
た
)
め、
少
(
すくな
)
からずあつた
其
(
その
)
財産が
凡
(
すべ
)
て失はれて居た事を
良人
(
をつと
)
の死後に発見して途方に暮れた夫人は
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
そゝの(誘惑)の例文をもっと
(1作品)
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