“打撃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だげき83.3%
5.6%
うち5.6%
ショック5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世界大戦後、経済界の恐怖に捲込まきこまれて真佐子の崖邸も、手痛い財政上の打撃だげきを受けたという評判は崖下の復一の家まで伝わった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
わがために短かつたあの春は嵐のたけりに、暗い氷雨ひさめ打撃うち
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
山田は、心のうちの何からか急に呼び覚されたような打撃ショックを感じた。秀子のうちには今の出来事を支配する或る不可思議な権威があるように、彼は感じた。
掠奪せられたる男 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)