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捲込
ふりがな文庫
“捲込”の読み方と例文
読み方
割合
まきこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきこ
(逆引き)
世界大戦後、経済界の恐怖に
捲込
(
まきこ
)
まれて真佐子の崖邸も、手痛い財政上の
打撃
(
だげき
)
を受けたという評判は崖下の復一の家まで伝わった。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
それにあのくるくると巻かれた口、あの口は
慥
(
たしか
)
にこの世のものではありません。あれは悪魔の口です、恐ろしい因果を
捲込
(
まきこ
)
んだ口なんですよ
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
父の
人格
(
ひとがら
)
がすこし変ったのは、中年過ぎて男の子が出来てから、母の狂愛に
捲込
(
まきこ
)
まれてからだった。私につぶやいてきかせたころは、実に好きな父だった。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
捲込(まきこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“捲”で始まる語句
捲
捲毛
捲土重来
捲上
捲起
捲立
捲髪
捲付
捲揚機
捲舌
“捲込”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
蘭郁二郎
島崎藤村
幸田露伴
長谷川時雨
夏目漱石
岡本かの子