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嗾
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そゝの
ふりがな文庫
“
嗾
(
そゝの
)” の例文
そしてその死に民衆を「
嗾
(
そゝの
)
かす」ばてれん達は又国民を亡ぼして行く者と見做された事なぞも
凡
(
すべ
)
て尤もな事には相違なかつた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
轉宿や
直差
(
ぢきざし
)
(札差いぢめに、旗本や御家人の人の惡いのが用ひた手段)を父上が旗本仲間に
嗾
(
そゝの
)
かしたと思ひ込んで、少しばかりの落度を、支配の若年寄まで申出でた爲で
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
尤
(
もつと
)
も、友達が惡かつた。伜は根が正直一
途
(
づ
)
で、世の中を何んにも知らず、懷ろ子に育つてゐるところへ、私が若い後添へを迎へると、それをまた、他から
嗾
(
そゝの
)
かす者があり——」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嗾
漢検1級
部首:⼝
14画
“嗾”を含む語句
使嗾
御使嗾
指嗾
使嗾者
嗾掛
示嗾