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進
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すゝめ
ふりがな文庫
“
進
(
すゝめ
)” の例文
西
(
にし
)
も
東
(
ひがし
)
も
果
(
はて
)
しなき
大洋
(
たいやう
)
の
面
(
めん
)
では、
荒浪
(
あらなみ
)
騷
(
さわ
)
ぎ、
艇
(
てい
)
跳
(
をど
)
つて、とても
仔細
(
こま
)
かい
話
(
はなし
)
などは
出來
(
でき
)
ない、かく
言
(
い
)
ふ
間
(
ま
)
も
巨濤
(
おほなみ
)
は、
舷
(
げん
)
に
碎
(
くだ
)
けて
艇
(
てい
)
覆
(
くつがへ
)
らんとす、
大尉
(
たいゐ
)
舵
(
ラタ
)
をば
右方
(
うほう
)
に
廻
(
まは
)
し、『
進
(
すゝめ
)
!。』の
一聲
(
いつせい
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
呉のと
貰
(
もら
)
ひに行て一つ家も同じ
樣
(
やう
)
にはしてゐる故夫程立派な
結納
(
ゆひなふ
)
が來る程ならば
吾儕
(
わたくし
)
にも何とか
話
(
はなし
)
が有りさうな物で有るのに無のは
不思議
(
ふしぎ
)
吾儕が聞て上やうと先に
進
(
すゝめ
)
ば
夥多
(
おほぜい
)
は
後
(
あと
)
に從ひ
雜路々々
(
ぞろ/\
)
と皆門口まで來りしが
別
(
わか
)
れて
己
(
おの
)
が家々に思ひ/\に
入
(
いり
)
にけるお金は
門
(
かど
)
より聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
踏
(
ふみ
)
しめ徐々と出來る跡には
役僧
(
やくそう
)
二人付そひ常に
替
(
かはり
)
し
行粧
(
ありさま
)
なり
頓
(
やが
)
て門まで來り浪人に
向
(
むか
)
ひ
恭々
(
うや/\
)
しく是は/\山内先生には宜こそ
御入來
(
ごじゆらい
)
成たり
率
(
いざ
)
御案内と先に
進
(
すゝめ
)
ば
浪人
(
らうにん
)
は
臆
(
おく
)
する色なく
引續
(
ひきつゞ
)
いて隨ひ行ぬ扨此浪人の山内先生とは如何なる者といふに
元
(
もと
)
は
九條前關白殿下
(
くでうさきのくわんぱくでんか
)
の御家來にて
山内伊賀亮
(
やまのうちいがのすけ
)
と
稱
(
しよう
)
せし者なり近年
病身
(
びやうしん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
“進”を含む語句
精進
進行
進出
進入
行進曲
進捗
進歩
進上
推進機
推進器
進路
驀進
昂進
二進
進退
突進
亢進
精進湖
精進日
進寄
...