“土宜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どぎ50.0%
みやげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し并せて返納せば、益々ますます不恭にわたらん。因って今、領受し、薄く土宜どぎ数種をすすめ、以て報謝を表す。つぶさに別幅に録す。しりぞくるなくんば幸甚なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
江戸書画角力は相識のかほもあり、此蕣角力あさがほすまふは名のりを見てもしらぬ花にてをかしからず候。前年御話申候や、わたくし家に久しく漳州しやうしうだねの牽牛花けんぎうくわあり。もと長崎土宜みやげに人がくれ候。卌年前也。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)