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莚旗
ふりがな文庫
“莚旗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしろばた
66.7%
むしろはた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろばた
(逆引き)
「百姓町人が
莚旗
(
むしろばた
)
を
押立
(
おした
)
て、濃州の野を血に染めても、兵部少輔殿の巧智と
弁佞
(
べんねい
)
に勝つ見込は無い。——金森家を潰すも貴殿、金森家を興すも貴殿だ」
奇談クラブ〔戦後版〕:09 大名の倅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
此方
(
こなた
)
の岸には武器をたずさえ、武装した藩の武士たちが充ち満ち、対岸には百姓一揆の大衆が、
莚旗
(
むしろばた
)
や神社の
幟
(
のぼり
)
や、節句に用うる吹き流しをさえ立て、時々威嚇的に喊声をあげたり
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
莚旗(むしろばた)の例文をもっと
(2作品)
見る
むしろはた
(逆引き)
其
(
そ
)
の
莚旗
(
むしろはた
)
を
挙
(
あ
)
げたのが
此
(
こ
)
の
祠
(
ほこら
)
であらうも
知
(
し
)
れぬ。——が、
何
(
なに
)
を
求
(
もと
)
むる?
其
(
そ
)
の
意
(
い
)
を
得
(
え
)
ない。
熟
(
じつ
)
と
瞻
(
みつむ
)
れば、
右
(
みぎ
)
から
左
(
ひだり
)
から
階
(
きざはし
)
の
前
(
まへ
)
へ、ぞろ/\と
寄
(
よ
)
つた……
簑
(
みの
)
の
摺合
(
すれあ
)
ふ
音
(
おと
)
して
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
莚旗(むしろはた)の例文をもっと
(1作品)
見る
莚
漢検1級
部首:⾋
10画
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
“莚”で始まる語句
莚
莚包
莚升
莚敷
莚張
莚帆
莚席
莚床
莚戸
莚織
“莚旗”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
国枝史郎
泉鏡花
野村胡堂