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莚旗
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むしろばた
ふりがな文庫
“
莚旗
(
むしろばた
)” の例文
「百姓町人が
莚旗
(
むしろばた
)
を
押立
(
おした
)
て、濃州の野を血に染めても、兵部少輔殿の巧智と
弁佞
(
べんねい
)
に勝つ見込は無い。——金森家を潰すも貴殿、金森家を興すも貴殿だ」
奇談クラブ〔戦後版〕:09 大名の倅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
此方
(
こなた
)
の岸には武器をたずさえ、武装した藩の武士たちが充ち満ち、対岸には百姓一揆の大衆が、
莚旗
(
むしろばた
)
や神社の
幟
(
のぼり
)
や、節句に用うる吹き流しをさえ立て、時々威嚇的に喊声をあげたり
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
莚
漢検1級
部首:⾋
10画
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
“莚”で始まる語句
莚
莚包
莚升
莚敷
莚張
莚帆
莚席
莚床
莚戸
莚織