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莚升
ふりがな文庫
“莚升”の読み方と例文
読み方
割合
えんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんしょう
(逆引き)
○左団次の遺子
莚升
(
えんしょう
)
、父のあとを享けて明治座を経営する事となる。時に二十五歳。九月十五日より「牛若丸」と「疎忽の使者」を上演。
明治演劇年表
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鏡台わきの手拭かけにあった白地に市川という字が手拭一ぱいの
熨斗
(
のし
)
の模様になって、
莚升
(
えんしょう
)
と書いてある市川左団次の配り手拭をとらせると、上手に
姐
(
あね
)
さんかぶりにして、すっと立上ると
旧聞日本橋:19 明治座今昔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そのときは二代目左団次がまだ
莚升
(
えんしょう
)
といった若い頃で、高倉宮を勤めていた。松居君はその後、明治座のために「後藤又兵衛」を書き、日露戦争当時には「敵国降伏」を書いた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
莚升(えんしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
莚
漢検1級
部首:⾋
10画
升
常用漢字
中学
部首:⼗
4画
“莚”で始まる語句
莚
莚包
莚敷
莚旗
莚張
莚帆
莚席
莚床
莚戸
莚織
“莚升”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
岡本綺堂