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莚敷
ふりがな文庫
“莚敷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしろじ
66.7%
むしろじき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろじ
(逆引き)
一段低く、そこと能舞台とのあいだの庭は、すべて、幕囲いと
莚敷
(
むしろじ
)
きに依って
清々
(
すがすが
)
しい
陪観席
(
ばいかんせき
)
となっている。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
焚火
(
たきび
)
のあかりを半顔に受け、
莚敷
(
むしろじ
)
きのゆかの上でなされるこの
慇懃
(
いんぎん
)
な
挨拶
(
あいさつ
)
は、阿賀妻の眼を
湿
(
うる
)
ましていた。子供をひき連れた母親であったから
尚
(
なお
)
いけなかった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
莚敷(むしろじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
むしろじき
(逆引き)
酔っているうちこそいい心持で寝ていたが、多少醒めては、川原のまん中へ
莚敷
(
むしろじき
)
では堪るまい。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
莚敷(むしろじき)の例文をもっと
(1作品)
見る
莚
漢検1級
部首:⾋
10画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“莚”で始まる語句
莚
莚包
莚升
莚旗
莚張
莚帆
莚席
莚床
莚戸
莚織
検索の候補
敷莚
“莚敷”のふりがなが多い著者
本庄陸男
中里介山
吉川英治