トップ
>
嚴重
>
げんぢゆう
ふりがな文庫
“
嚴重
(
げんぢゆう
)” の例文
新字:
厳重
よく見ると戸締りは恐ろしく
嚴重
(
げんぢゆう
)
ですが、縁側の雨戸が一枚、外からコジ開けた樣子で、
敷居
(
しきゐ
)
の痛んだところがあります。
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鐵車
(
てつしや
)
の
嚴重
(
げんぢゆう
)
なる
事
(
こと
)
と、
彈藥
(
だんやく
)
を
夥
(
おびたゞ
)
しく
用意
(
ようゐ
)
して
來
(
き
)
た
事
(
こと
)
とで、
今日
(
こんにち
)
まで
猛獸
(
まうじう
)
の
害
(
がい
)
を
免
(
まぬ
)
かれて
居
(
を
)
るが、
其内
(
そのうち
)
に
困難
(
こんなん
)
を
感
(
かん
)
じて
來
(
き
)
たのは、
糧食
(
りようしよく
)
と
飮料水
(
いんれうすい
)
との
缺乏
(
けつぼう
)
とである、すでに
昨日
(
きのふ
)
から
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
一先
(
ひとま
)
づ一
同
(
どう
)
は、
地主
(
ぢぬし
)
の一
人
(
にん
)
たる
秋山廣吉氏
(
あきやまひろきちし
)
の
宅
(
たく
)
に
着
(
つ
)
き、
其所
(
そこ
)
から
徒歩
(
とほ
)
で、
瓢簟山
(
ひようたんやま
)
へ
行
(
い
)
つて
見
(
み
)
ると、
山
(
やま
)
の
周圍
(
しうゐ
)
に
鐵條網
(
てつでうもう
)
を
張
(
は
)
り、
警官
(
けいくわん
)
十
餘名
(
よめい
)
、
嚴重
(
げんぢゆう
)
に
警戒
(
けいかい
)
して、
徽章
(
きしやう
)
なき
者
(
もの
)
は
出入
(
しゆつにふ
)
を
禁
(
きん
)
じてある。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
二人は半分閉した店の障子の開から、庚申横町の口を
嚴重
(
げんぢゆう
)
に見張つて居ります。
銭形平次捕物控:042 庚申横町
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嚴
部首:⼝
20画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“嚴”で始まる語句
嚴
嚴肅
嚴敷
嚴格
嚴命
嚴然
嚴飾
嚴島
嚴罰
嚴橿