“賞牌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうはい73.3%
メダル20.0%
メダイユ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墓碣ぼけつと云い、紀念碑といい、賞牌しょうはいと云い、綬賞じゅしょうと云いこれらが存在する限りは、むなしき物質に、ありし世をしのばしむるの具となるに過ぎない。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
入場券は象牙となまりと二通りあつて、いづれも賞牌メダル見たやうな恰好で、表に模様がしてあつたり、彫刻がほどこしてあると云ふ事も聞いた。先生は其入場券のあたひ迄知つてゐた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
姫鱒は大将カボラルがグラヴオネの河で釣りあげた自慢のもの、それを、あんた、賞牌メダイユはどっかへすててしまう。鱒は酢をかけて喰ってしまう。