賞牌メダイユ)” の例文
姫鱒は大将カボラルがグラヴオネの河で釣りあげた自慢のもの、それを、あんた、賞牌メダイユはどっかへすててしまう。鱒は酢をかけて喰ってしまう。
一体、あそこに飾ってあった賞牌メダイユってのは、コルテ市の射撃会で、部落の若いものがとった一等賞の記念。その当人にとっては、命から二番目という品。
部屋の片隅には、酒棚と番台ザンクを作り、棚の上には火酒オオ・ド・ヴィ、コニャックの類が並べられ、鹿の首はほこりを払われ、賞牌メダイユは一つ一つ真鍮磨きで磨かれもとの場所におさまった。