“賞品”の読み方と例文
読み方割合
しょうひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たしかに、この大根だいこんは、一等賞とうしょう資格しかくがあります。けれど、つくがわからないから、賞品しょうひんわたすわけにはいきません。」
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
大根だいこんや、ねぎや、まめや、いもなどを昨日きのうから、近在きんざいの百しょうだちが会場かいじょうんでいますよ。そして、一とうと二とうとは、たいした賞品しょうひんがもらえるということです。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いいえ、賞品しょうひんは、野菜やさいつくったひと手柄てがらをほめてあげるので、そのひとには、だれにもわたさないのです。この大根だいこんつくった百しょうは、どこのだれというひとだか、おばあさんにはわかりますまい。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)