“梁上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうじょう75.0%
りやうじやう16.7%
はりうえ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何だい、お前さん、病人なら病人と最初から言ってよこすがいいじゃねえか、隠れ忍んでいると、梁上りょうじょうの君子と間違えられらあな。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一旦事あれば鼠糞そふん梁上りやうじやうよりちてだに消魂の種となる、自ら口惜しと思へどせんなし、源氏征討の宣旨せんじかうむりて、遥々はる/″\富士川迄押し寄せたる七万余騎の大軍が、水鳥の羽音に一矢いつしも射らで逃げ帰るとは
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
その針金の先についている小さい物挟ものばさみを、舷の梁上はりうえに留めると、針金は短波を送るためのアンテナとなった。
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)