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鼠糞
ふりがな文庫
“鼠糞”の読み方と例文
読み方
割合
そふん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そふん
(逆引き)
僧正の遺品だと云はれる経巻が
鼠糞
(
そふん
)
に
委
(
ゐ
)
せられて居た。僕の長兄も律宗の僧であると告げたら寺僧は無造作に
其
(
その
)
経巻の
貝多羅葉
(
ばいたらえふ
)
数枚を引きちぎつて
呉
(
く
)
れた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
鼠糞
(
そふん
)
や
塵
(
ちり
)
に蔽われているが、こんもりと盛上がっている小豆やら籾やらが、手で
掃
(
は
)
けば雨と降った。
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一旦事あれば
鼠糞
(
そふん
)
梁上
(
りやうじやう
)
より
墜
(
お
)
ちてだに消魂の種となる、自ら口惜しと思へど
詮
(
せん
)
なし、源氏征討の
宣旨
(
せんじ
)
を
蒙
(
かうむ
)
りて、
遥々
(
はる/″\
)
富士川迄押し寄せたる七万余騎の大軍が、水鳥の羽音に
一矢
(
いつし
)
も射らで逃げ帰るとは
人生
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
鼠糞(そふん)の例文をもっと
(3作品)
見る
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
“鼠”で始まる語句
鼠
鼠色
鼠賊
鼠骨
鼠不入
鼠小僧
鼠木綿
鼠捕
鼠甲斐絹
鼠坂
“鼠糞”のふりがなが多い著者
与謝野寛
夏目漱石
与謝野晶子
吉川英治