“有間敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あるまじき42.9%
あるまじく42.9%
あるまじ14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、使を出すと、昌幸は「左様の使にて有間敷あるまじき也。使の聞き誤りならん。急き帰って此旨申されよ」
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
人間は社会の虫なりとうような次第で、ソレはソレは卑劣とも何とも実にいようのない悪い事をして一寸ちょいともじない。仮初かりそめにもれはドウも有間敷あるまじきことだなんとおもったことがない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
もうこれで先生に捨てられても大丈夫安心じゃと申すようなことは有間敷あるまじくぞんじ候、いつになっても先生に逝かれた時は必ず狼狽ろうばいして驚くことは知れて居ることに候
師を失いたる吾々 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
彼の力戦振りは、「御手がら、げんぺい以来有間敷あるまじくと申すとりざたにて御座候。日本のおぼへためしなきやうに存候」と『芥田文書』にある。彼の奮戦は日本中の評判になった事が分る。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
殺すやうなる事は有間敷あるまじけれ共皮想うへから見えぬが人心なれば若や田原町なる夫婦の者の言如く成んもはかり難し先お菊に屹度きつとしたる番人を付置て此始末を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)