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『師を失いたる吾々』
ふりがな文庫
『
師を失いたる吾々
(
しをうしないたるわれわれ
)
』
貴墨拝見仕候、新に師を失いたる吾々が今日に処するの心得いかんとの御尋、御念入の御問同憾の至に候、それにつき野生も深く考慮を費したる際なれば、腹臓なく愚存陳じ申べく候 正岡先生の御逝去が吾々のために悲哀の極みなることは申までもなく候えども、そ …
著者
伊藤左千夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「心の花 第五卷第十一號」大日本歌學會、1902(明治35)年11月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
常
(
とこし
)
申
(
もうす
)
願
(
ねがわ
)
申
(
もうし
)
仕
(
つかまつり
)
顧
(
かえりみ
)
陳
(
ちん
)
吾
(
わが
)
存
(
ぞんじ
)
御尋
(
おたずね
)
得度
(
えたく
)
考
(
かんがえ
)
至
(
いたり
)
賜
(
たまもの
)
大
(
おおい
)
無之
(
これなく
)
貴墨
(
きぼく
)
詮
(
せん
)
趣
(
おもむき
)
空過
(
くうか
)
軽侮
(
けいぶ
)
申難
(
もうしがた
)
逢
(
あ
)
違申
(
ちがいもうし
)
申添
(
もうしそえ
)
申条
(
もうしじょう
)
狼狽
(
ろうばい
)
松明
(
たいまつ
)
暢気
(
のんき
)
新
(
あらた
)
愚存
(
ぐぞん
)
思就
(
おもいつき
)
得申
(
えもう
)
就中
(
なかんずく
)
嗚呼
(
ああ
)
咎
(
とが
)
同憾
(
どうかん
)
可致
(
いたすべく
)
元
(
もと
)
俄
(
にわか
)