“申添”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうしそえ60.0%
もうしそ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでに申添もうしそえ候。俳句にては「人もなし」といふ語を「人なし」と同じく用うれど「人もあり」といふ語を用うれば「も」の字理窟臭く相成候。
あきまろに答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
僕不敏といえども貴兄の奮励に従いわが生のあらん限り事に従わんことを神かけて誓約可致いたすべく候、末文に今一語申添もうしそえたきは
師を失いたる吾々 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
多分蛇足とのお叱りを受けるかも知れんが申添もうしそえて置くのは、金はやはり木村探偵の推察通り、私の受取った時から偽物だった。
急行十三時間 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
ここでちょっと申添もうしそえてきたいのは、わたくし修行場しゅぎょうば右手みぎてやま半腹はんぷくる、あのちいさい竜神りゅうじんやしろのことでございます。