あきまろに答ふあきまろにこたう
「も」の字につきて質問に御答申候。「も」の字は元来理窟的の言葉にて、俳句などにては「も」の字の有無を以て月並的俗句なるか否かを判ずる事さへある位に候へども、さりとて「も」の字尽く理窟なるにも無之候。拙作に対する質問に答へんは弁護がましく聞え …
題名が同じ作品
あきまろに答ふ (新字新仮名)正岡子規 (著)