“蛇蝎”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
だかつ91.7%
へび4.2%
まむし4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蛇蝎”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 国防・軍事 > 戦争・戦略・戦術50.0%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.9%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かく申さば一方にて「すらだにも」の如きを許し、他の方にて「も」の一字を蛇蝎だかつ視するは如何いかんとの不審起り可申候。
あきまろに答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ことにジャーナリズムを蔑視すること蛇蝎だかつのごとき学界にあって、博士のこの砕けた態度は常人のまねられぬところであった。
作家としての小酒井博士 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
ああ、今こそあなたといふ人がよく分りました! あなたはけだものです。人間ではありません! あなたの胸には狼が棲み、こころには蛇蝎へびが巣くうてゐるのです! あたしは、あなたの胸にも一滴の慈悲があり、盤石のやうなそのおからだにも人間らしい情けが燃えてゐるのだと思つてをりましたの。あたしはまあ、何てたわいなく欺されてゐたことでせう。
秀子も厭々ながらこの様に手を出したが、高輪田の手に障るや否や、宛も蛇蝎まむしにでも障る様に身震いし、其の静かな美しい顔に得も言えぬ擯斥ひんせきの色を浮かべて直ぐに手を引き、倒れる様に叔父の肩に縋り「阿父様、私は最う立って居る力もありません」とて顔を叔父の胸の辺へ隠した、確かに声を呑んで忍び泣きに泣いて居る
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)