“まむし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
79.5%
蝮蛇16.5%
眞蟲1.6%
毒蛇0.8%
真虫0.8%
蛇蝎0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梓その時はその美しい眉も逆釣ッていたであろう。まさに洋燈を取って車の台にむとする、ったのはよりな江戸ッ肌。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「松明仕掛けの睡り薬で参らすんだ。その作り方は、土龍井守蝮蛇の血に、天鼠、百足、白檀、丁香、水銀郎の細末をまぜて……」
猿飛佐助 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
といふのは、樺太旅行中に、同行者の一人が眞蟲に噛まれて、希望通りの同行をつづけることが出來なかつた。その時、眞蟲は横長の體を直立させて、義雄にも飛びかからうとした。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「ただ、蕁麻に刺されただけですよ、あの亡くなつた祭司長の言ひぐさではないが、この毒蛇みたいな草にね。」
元日の夜大風雨雷鳴真虫蛇打ち寄せられ津々に藻に纏われてあるいは二、三石あるいは四、五石(石は百か)皆生きあり、両三日を経て紛失しおえぬ
宛も蛇蝎にでも障る様に身震いし、其の静かな美しい顔に得も言えぬ擯斥の色を浮かべて直ぐに手を引き
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)