“眞蟲”の読み方と例文
新字:真虫
読み方割合
まむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上にも北海道に於て熊や眞蟲まむしよりもずツと恐るべき雪と寒さとにうか/\と迫られるやうになつた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
といふのは、樺太旅行中に、同行者の一人が眞蟲まむしに噛まれて、希望通りの同行をつづけることが出來なかつた。その時、眞蟲は横長の體を直立させて、義雄にも飛びかからうとした。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)