“コブラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毒蛇50.0%
帽蛇30.0%
眼鏡蛇10.0%
傘蛇10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが鼬將軍いたちしやうぐんよ。いたづらにとりなどかまふな。毒蛇コブラ咬倒かみたふしたあとは、ねがはくはねずみれ。はへでは役不足やくぶそくであらうもれない。きみは獸中ぢうちうはやぶさである。……
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
インドの那伽ナーガを古来支那で竜と訳したが、インドの古伝に、那伽は人面蛇尾で帽蛇コブラを戴き、荘厳尽くせる地下の竜宮バタラに住み、和修吉ヴァスキを諸那伽の王とす。
草叢くさむらという、眼鏡蛇コブラの通路に這い寝そべっているのは、なんぼなんでも並々のことではないからだ。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
眼鏡蛇コブラかな?)
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ロンドンの動物園へインドから一匹の傘蛇コブラが届いた。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)