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毒蛇
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コブラ
ふりがな文庫
“
毒蛇
(
コブラ
)” の例文
一方ステーンセン伯爵邸を見張っているエッベや
毒蛇
(
コブラ
)
のラルフたちからも、せっせと注進がくる。これも寄せ集めてみると、こういうことになる。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
わが
鼬將軍
(
いたちしやうぐん
)
よ。いたづらに
鳥
(
とり
)
など
構
(
かま
)
ふな。
毒蛇
(
コブラ
)
を
咬倒
(
かみたふ
)
したあとは、
希
(
ねがは
)
くは
鼠
(
ねずみ
)
を
獵
(
か
)
れ。
蠅
(
はへ
)
では
役不足
(
やくぶそく
)
であらうも
知
(
し
)
れない。きみは
獸中
(
ぢうちう
)
の
隼
(
はやぶさ
)
である。……
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
卵色の
陽光
(
ひかり
)
が窓から射して、しんと静かな画廊へ来た時、たった一匹だけ
毒蛇
(
コブラ
)
を描いた小さい額を見付けました。
西班牙の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あの
悪少年
(
ラスカル
)
は恐ろしい
毒蛇
(
コブラ
)
です。人を欺して血を吸います。あれは
魔神
(
デビル
)
が化けた
豹
(
ひょう
)
です。どこに居るかわかりません。けれどもどこからか出て来て悪い事をします。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
擦れ違った拍子に、この探偵が
毒蛇
(
コブラ
)
からでも頼まれたのであろう、唇を動かさずに腹話術みたいな声で、
独語
(
ひとりごと
)
を言った。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
▼ もっと見る
「オイお
爺
(
とっ
)
つぁん!」と宿の主人は、
毒蛇
(
コブラ
)
のように頬をふくらせ憎々しい声で怒鳴り出した。
死の航海
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と
毒蛇
(
コブラ
)
の車掌が先に立って車室へはいった。彼女は初めて
眼
(
ま
)
のあたり、この伯爵夫人と顔を合わせることができた。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
“毒蛇”の意味
《名詞》
毒を持つ蛇の総称。
(出典:Wiktionary)
“毒蛇”の解説
毒蛇(どくへび、どくじゃ)は、毒を持つヘビの総称。
(出典:Wikipedia)
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
蛇
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
“毒蛇”で始まる語句
毒蛇等
毒蛇済度