“どくだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
毒蛇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女王の該撒シイザアに送れるふみに云う。願わくは安図尼アントニイと同じ墓にわれをうずめたまえと。無花果いちじくの繁れる青き葉陰にはナイルのつちほのおしたを冷やしたる毒蛇どくだを、そっと忍ばせたり。該撒シイザアの使は走る。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
振り被つた一刀は、毒蛇どくだの如くりゆうと閃めきます。