“射的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃてき75.0%
いあ12.5%
しやてき12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銃口にはめた真鍮しんちゅうの蓋のようなものを注意して見ているうちに、自分が中学生のとき、エンピール銃に鉛玉を込めて射的しゃてきをやった事を想い出した。
雑記(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「どうだ、おれの計略は、名人が弓を引いて、ける鳥を射的いあてたようにあたったろうが」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このあいだに桜の散っていること、鶺鴒せきれいの屋根へ来ること、射的しやてきに七円五十銭使ったこと、田舎芸者いなかげいしゃのこと、安来節やすきぶし芝居に驚いたこと、蕨狩わらびがりに行ったこと、消防の演習を見たこと
温泉だより (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)