“射的場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃてきば60.0%
しゃてきじょう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陸軍の射的場しゃてきばのひびきも随分騒がしかった。戸山ヶ原で夜間演習のときは、小銃を乱射するにも驚かされた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「そうそう、この中に面白いものがありますよ。警官に射撃を訓練させるために、室内射的場しゃてきばがつくってあります。僕たちが行っても構わないのです。行ってみませんか」
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だれも異議いぎのあるはずがありません。一同は、射的場しゃてきじょう近くの野へ出て、M大尉エムたいい射撃演習しゃげきえんしゅうを手伝いました。ごしょうちのとおり、銃には一本一本ちがった個性があります。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
その一部分は戸山学校の射的場しゃてきじょうで、一部分は練兵場として用いられている。しかしその大部分は殆んど不用の地であるかの如く、市民もしくは村民の蹂躙じゅうりんするに任してある。