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射的
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しゃてき
ふりがな文庫
“
射的
(
しゃてき
)” の例文
銃口にはめた
真鍮
(
しんちゅう
)
の蓋のようなものを注意して見ているうちに、自分が中学生のとき、エンピール銃に鉛玉を込めて
射的
(
しゃてき
)
をやった事を想い出した。
雑記(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
といってちょっとポケットから
椰子
(
やし
)
の実を
覗
(
のぞ
)
かして
向
(
むこ
)
うへ行った。
多分
(
たぶん
)
モンマルトルの
祭
(
まつり
)
の
射的
(
しゃてき
)
ででも当てたのだろう。
売春婦リゼット
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
土地の
請負師
(
うけおいし
)
だって云うのよ、頼みもしないのに無理に引かしてさ、石段の下に景ぶつを出す、
射的
(
しゃてき
)
の店を
拵
(
こしら
)
えてさ、そこに
円髷
(
まるまげ
)
が居たんですよ。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
冬
(
ふゆ
)
の
寒
(
さむ
)
い
晩
(
ばん
)
のことだった。
露店
(
ろてん
)
の
射的
(
しゃてき
)
に、おかみさんがあかんぼうをだいて、カンテラのそばにすわっていた。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ダリアの救いを求めた帆村は、
最早
(
もはや
)
、先刻、
射的
(
しゃてき
)
で遊んだ帆村とは
別人
(
べつじん
)
のようであった。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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その後にも海岸の
波止場
(
はとば
)
から落ちて溺れかかった事もあった。また
射的
(
しゃてき
)
をしている人の鉄砲の筒口の正面へ突然顔を出して危うく助かった事もあった。
レーリー卿(Lord Rayleigh)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“射的”の意味
《名詞》
射 的(しゃてき)
弓や銃で的に向かって撃つこと。
的に向かってコルクの弾丸を撃ち、撃ち落としたら賞品が貰える遊び。
(出典:Wiktionary)
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“射的”で始まる語句
射的場
射的塲
射的屋
射的店
射的大会