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醵出
ふりがな文庫
“醵出”の読み方と例文
読み方
割合
きょしゅつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょしゅつ
(逆引き)
抽斎は自家の窮乏を口実として、八百両を
先取
(
さきどり
)
することの出来る
無尽講
(
むじんこう
)
を催した。そして親戚故旧を会して金を
醵出
(
きょしゅつ
)
せしめた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
校友会からおくる規定の
餞別
(
せんべつ
)
のほかに、特に生徒一人あたり一円ずつを
醵出
(
きょしゅつ
)
して何か記念品をおくること、送別式後、校友会委員を中心に有志の生徒を加え
次郎物語:04 第四部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
飯田町が水戸浪士に軍資金三千両の
醵出
(
きょしゅつ
)
を約したことなぞはなおなおもってのほかだと言われよう。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
醵出(きょしゅつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“醵出”の意味
《名詞》
醵出(きょしゅつ 用字制限に伴う代替字:拠出)
ある目的のために金品を出し合うこと。
(出典:Wiktionary)
醵
漢検1級
部首:⾣
20画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“醵”で始まる語句
醵金
醵金者
“醵出”のふりがなが多い著者
下村湖人
島崎藤村
与謝野晶子
吉川英治
森鴎外