“ふふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フフ
語句割合
60.0%
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに水をば飮まさずして、御頸のたまを解かして、口にふふみてその玉盌につばれたまひき。ここにその璵、もひに著きて一〇、婢璵をえ離たず、かれ著きながらにして豐玉毘賣の命に進りき。
ひとり見る山ざくらばな胃をみてほろほろ苦き舌をふふめり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
荻がくり莎草もふふめど大き手の男どち来て酒を惜しめり
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
草深野月押し照れり咲く花の今宵のふふみ満ちにけらしも
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)