“きなこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黄粉84.2%
豆粉10.5%
黄豆粉5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう云うものの、素子は時間が来ると、案外面倒くさがらずよく似合う黄粉きなこ色のスーツに白絹のブラウスに着換えた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
その木鉢はあん胡麻ごま黄粉きなことになっているので、奥にいるのが粟餅をよいほどにちぎっては、その三つの鉢へ投げるのです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
それからべつ拗切ねぢきつたもち豆粉きなこともランプのもとかれた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
確かに、豆粉きなこをまぶした餅である。
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あぶらやさんをかけた男の子が胸をのしてみせる。あんこのついた指をしゃぶるものもある。鼻の頭へ黄豆粉きなこをつけているものもある。上唇についた黒ごまと鼻汁はなとを一緒になめているものもある。