“診察室”の読み方と例文
読み方割合
しんさつしつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白い敷布をかけた寝台ねだい診察室しんさつしつにあって、それにとなった薬局には、午前十時ごろの暖かい冬の日影のとおった硝子がらすの向こうに
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
かたわらには患者かんじゃひかしつがあって、そこをぬけると、薬品やくひんのにおいのする診察室しんさつしつがあり、ならんで座敷ざしきになっていました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
診察室しんさつしつへ案内した。照彦様と正三君は防水布の手術着をまとった。なんとなくものものしい。そこへ安斉先生がけつけた。奥様へ一礼の後
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)