“しんさつしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
診察室100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうです、だから、安心あんしんなさるがいい。」と、こたえてB医師ビーいしは、みずか老人ろうじんかかえて、診察室しんさつしつのベッドのうえよこたえて、やわらかなふとんをかけてやりました。
三月の空の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と正三君は診察室しんさつしつの方を見かえったが、くもりガラスだから大丈夫だった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
正吉しょうきちは、医者いしゃ自分じぶんあして、なんというだろうか、このうえとも、自分じぶんたちをくるしめることに、なりはしないだろうかと、診察室しんさつしつへはいると、なんとなく不安ふあんに、あしがふるえたのでした。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)