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診察室
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しんさつしつ
ふりがな文庫
“
診察室
(
しんさつしつ
)” の例文
白い敷布をかけた
寝台
(
ねだい
)
が
診察室
(
しんさつしつ
)
にあって、それにとなった薬局には、午前十時ごろの暖かい冬の日影のとおった
硝子
(
がらす
)
の向こうに
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
かたわらには
患者
(
かんじゃ
)
の
控
(
ひか
)
え
室
(
しつ
)
があって、そこをぬけると、
薬品
(
やくひん
)
のにおいのする
診察室
(
しんさつしつ
)
があり、
並
(
なら
)
んで
座敷
(
ざしき
)
になっていました。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と
診察室
(
しんさつしつ
)
へ案内した。照彦様と正三君は防水布の手術着をまとった。なんとなくものものしい。そこへ安斉先生が
駆
(
か
)
けつけた。奥様へ一礼の後
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「そうです、だから、
安心
(
あんしん
)
なさるがいい。」と、
答
(
こた
)
えて
B医師
(
ビーいし
)
は、
自
(
みずか
)
ら
老人
(
ろうじん
)
を
抱
(
かか
)
えて、
診察室
(
しんさつしつ
)
のベッドの
上
(
うえ
)
に
横
(
よこ
)
たえて、やわらかなふとんをかけてやりました。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と正三君は
診察室
(
しんさつしつ
)
の方を見かえったが、くもりガラスだから大丈夫だった。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
正吉
(
しょうきち
)
は、
医者
(
いしゃ
)
が
自分
(
じぶん
)
の
足
(
あし
)
を
見
(
み
)
て、なんというだろうか、このうえとも、
自分
(
じぶん
)
たちをくるしめることに、なりはしないだろうかと、
診察室
(
しんさつしつ
)
へはいると、なんとなく
不安
(
ふあん
)
に、
足
(
あし
)
がふるえたのでした。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と藤岡さんは
診察室
(
しんさつしつ
)
へ案内して
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“診察室”の意味
《名詞》
医療機関で医師が患者を診察するための部屋。
(出典:Wiktionary)
“診察室”の解説
診察室(しんさつしつ)とは、医師が患者と面接して診断・治療に必要な行為を判断・決定し、時に軽微な治療をする部屋である。また、医師が診断に必要な検査をオーダーし、各種検査の成績や診断画像の評価を行う場である。治療方針は医師と患者との合意によるが、それが決定されるのは診察室においてである。大半の場合、薬の処方箋及び診断書を発行する場として診察室が使われる。
(出典:Wikipedia)
診
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
察
常用漢字
小4
部首:⼧
14画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“診察”で始まる語句
診察
診察所
診察器
診察者
診察衣
診察鞄