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往診
ふりがな文庫
“往診”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうしん
80.0%
みまひ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうしん
(逆引き)
私
(
わたし
)
は
今朝
(
けさ
)
急患
(
きゅうかん
)
があつて
往診
(
おうしん
)
に
出
(
で
)
かけました。ところが
往
(
い
)
きにも
帰
(
かえ
)
りにも、
老人
(
ろうじん
)
の
家
(
うち
)
の
門
(
もん
)
が五
寸
(
すん
)
ほど
開
(
ひら
)
きかかつていたから、へんなことだと
思
(
おも
)
つたのです。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
ちょうど、その
時分
(
じぶん
)
、
B医師
(
ビーいし
)
は、
暗
(
くら
)
い
路
(
みち
)
を
考
(
かんが
)
えながら
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて
歩
(
ある
)
いてきました。
彼
(
かれ
)
は、いま
往診
(
おうしん
)
した、
哀
(
あわ
)
れな
子供
(
こども
)
のことについて、さまざまのことを
思
(
おも
)
っていたのです。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
往診(おうしん)の例文をもっと
(4作品)
見る
みまひ
(逆引き)
ありましたれど
赤子
(
あかご
)
に
着
(
き
)
せる
物
(
もの
)
がないとか
聞
(
き
)
きませば
平常
(
つね
)
の
心
(
こゝろ
)
に
承知
(
しようち
)
がならず
其
(
そ
)
の
夜
(
よ
)
通
(
とほ
)
して
針仕事
(
はりしごと
)
着
(
き
)
るもの
二
(
ふた
)
つ
遣
(
つか
)
はしましたと
得意顏
(
とくいがほ
)
の
物語
(
ものがた
)
り
徳
(
とく
)
は
陰
(
かげ
)
なるこそよけれとか
聞
(
きゝ
)
しが
怪
(
あや
)
しのことよと
疑
(
うたが
)
ふ
胸
(
むね
)
に
相談
(
さうだん
)
せばやの
心
(
こゝろ
)
は
消
(
き
)
えぬ
花子
(
はなこ
)
さま/″\の
患者
(
くわんじや
)
の
話
(
はなし
)
に
昨日
(
きのふ
)
往診
(
みまひ
)
し
同朋町
(
どうぼうちやう
)
とやら
若
(
も
)
しやと
聞
(
き
)
けばつゆ
違
(
たが
)
はぬ
樣子
(
やうす
)
なりそれほどまでには
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
往診(みまひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“往診”の意味
《名詞》
往診(おうしん)
医師が患者の居住する場所を訪問して診察すること。
(出典:Wiktionary)
“往診(
診療
)”の解説
診療(しんりょう)とは、医師や 特別な資格を有する看護師(診療看護師 NP = Nurse Practitioner) が、患者に対し 診察や治療などを行うことである。
医療機関内で行うのではなく、自宅や施設などに医師や看護師が直接 訪問して、臨時に行う診察や治療を往診(おうしん)という 。
(出典:Wikipedia)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
診
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“往”で始まる語句
往
往来
往々
往來
往時
往生
往昔
往還
往復
往古
“往診”のふりがなが多い著者
大下宇陀児
樋口一葉
吉川英治
小川未明