“みまひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見舞91.7%
往診4.2%
診察4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……「やあ」と洋杖(ステツキ)をついて留(と)まつて、中折帽(なかをればう)を脱(と)つた人(ひと)がある。すぐに私(わたし)と口早(くちばや)に震災(しんさい)の見舞(みまひ)を言交(いひかは)した。花月(くわげつ)の平岡權八郎(ひらをかごんぱちらう)さんであつた。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
ありましたれど赤子(あかご)に着(き)せる物(もの)がないとか聞(き)きませば平常(つね)の心(こゝろ)に承知(しようち)がならず其(そ)の夜(よ)通(とほ)して針仕事(はりしごと)着(き)るもの二(ふた)つ遣(つか)はしましたと得意顏(とくいがほ)の物語(ものがた)り徳(とく)は陰(かげ)なるこそよけれとか聞(きゝ)しが怪(あや)しのことよと疑(うたが)ふ胸(むね)に相談(さうだん)せばやの心(こゝろ)は消(き)えぬ花子(はなこ)さま/″\の患者(くわんじや)の話(はなし)に昨日(きのふ)往診(みまひ)し同朋町(どうぼうちやう)とやら若(も)しやと聞(き)けばつゆ違(たが)はぬ樣子(やうす)なりそれほどまでには
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
掛たら彼方はおどろき急(きふ)病人の診察(みまひ)の戻(もど)りと答へし形容(ようす)の不審(いぶかし)く殊に衣類(いるゐ)へ生血(なまち)のしたゝり懸つて有故其の血汐(しほ)は如何の譯(わけ)やと再度(ふたゝび)問へば長庵愈々驚怖(おどろき)周章(あわて)嗚呼(ああ)殺生(せつしやう)はせぬ者なり益(えき)なきことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)