“しんさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
診察95.5%
神察4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友人のところを遊びまわり四五日の旅行もしたが、何の事もなく愉快であった、親父も診察しんさつして心配するほどの事もないといった。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
〔評〕兵をして對抗たいかうし、互に勝敗しようはいあり。兵士或は負傷ふしやう者のじやうを爲す、故に之を診察しんさつす。兵士初め負傷者とならんことを惡む。
「ああ、神察しんさつ。して、貴公が左の手に持つその首級しゅきゅうは」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)